前回の続きです。 常に背筋を伸ばすことを意識して、決して猫背にならない。 しかし、猫背の姿勢の方が手を用いた動作をしやすいというのも事実です。 だが、それでも猫背はおすすめいたしません。 では、どうすればいいのでしょうか?
前回の続きです。 身体感覚が鋭くなれば「力み」に対して敏感になります。 そうなってから、力まないように身体のポジショニングを調整出来るようになれば脱力の精度も高くなります。
前回の続きです。 今でこそ、脱力の大切さについて広く知られているようになりましたが、私が脱力について知った頃はそうではありませんでした。 そのため、「力を抜いて」とか「脱力して」などと指導する人も多くなっています。 しかし、多くの場合、脱力について誤解をして指導されているように感じます。
大田式調整動作は、脱力体を作るトレーニングですが、意識的に脱力を促すことはいたしません。 どういうことかというと、脱力を意識しなくても脱力できる身体を作るという意味です。 ただ、私も初めの頃は意図的に脱力を行っていました。 例えば、 戸を開ける時になるべく力が入らないようにする とか、 地面を蹴って歩かない...
前回の記事「呼吸法での失敗談①(腹式呼吸)」の続きです。
私は、20歳の頃から呼吸法を実践してきました。 なので、呼吸法歴30年といったところでしょう。 その過程で、様々な呼吸法を実践し、構築してきました。 そして、現段階においては「呼吸をコントロールしようとしない」ということを導き出しました。 なぜそのような結論に達したのか?述べていきたいと思います。
前回の記事「臍下丹田のデメリット」で臍下丹田の問題点について述べました。 今回は、3つある丹田のうちの中丹田について書きたいと思います。
20代の頃、呼吸法や臍下丹田、身体軸について色々と試行錯誤していました。 今回は、臍下丹田について気がついたことについて思い出しながら書きたいと思います。
古来より、手当てや手かざしなどの療法の存在が知られている。 手を当てるだけで、もしくは手をかざすだけで痛みや不調が解消できると謳われているため怪しいもののように思われるかも知れない。 私も以前はそのように思っていた。 だが、指圧療法を行っているうちに 「ただ抑えているだけなのに筋肉の緊張が解けていくのだろう?」...
私が気の感覚を得たのはいつぐらいからだっただろうか? 気について最初に知ったきっかけとなったのは漫画「ドラゴンボール」だった。 漫画がきっかけだったというのは意外に思うかもしれないが、その当時(1980年代)「気」という概念は一般的ではなかった。 もちろん、 気が利く 気を使う 気配り 気分が良い などという言葉は使われていた。...