☑️ 肩こりや腰痛に悩まされている
☑️ 精神的なストレスに悩まされている
☑️ 筋トレやコアトレをしても成果が出ない
☑️ ボイストレーニングでうまく歌えない
☑️ 加齢によるパフォーマンスの低下
もしかしたら「過緊張」が原因かも。
人は、無意識のうちに体を緊張させてしまいます。
このことで脳、神経、内臓の働きが弱くなってしまい、身体の機能が正常に作動しなくなります。
脱力トレーニングの意義は、人の可能性を奪う過緊張体質を改善することです。
このことで、人の持つ可能性を引き出すことができると考えております。
なぜ、人は緊張するのか?
人は強く緊張すると、思うように体を動かすことができなくなります。
これは、強いストレスがかかると体全体に力が入り、使わなくてもいい筋肉まで使おうとするからです。
過度のストレスによって脳・神経系の働きが過剰になると内臓の働きが悪くなります。
そうなると、本能(大脳辺縁系)が、ストレスから逃れようとする行動に移そうとします。
この時に感じる感情が、不安や恐怖、怒りなどの負の感情です。
そうなると、理性(大脳新皮質)でコントロールしようとしても本能には逆らえません。
これらが同時に働くと脳がパニックを起こし、混乱したまま筋肉へ出力情報を伝えてしまうことが、筋肉の過緊張の原因だと考えられます。
強いストレスがかかっても脳がパニックをおこさないように、意図的に「無駄な力を抜く」訓練を行うことで心身の過緊張を解くことを目的として行うのが、脱力トレーニングです。
脱力トレーニングとは
脱力トレーニングとは、過緊張状態から脱却してイメージ通りに動かすことのできる身体を作るトレーニングです。
今までどのようなエクササイズやメソッドを行ってきましたか?
そして、実感できる効果を得ることができましたか?
もし、効果が得られなかったとしたらその理由とは?
実践していたエクササイズやメソッドに
もしくは、
としているからです。
ただ、身体調整を行ったからと言って直接的にパフォーマンスが向上するわけではありません。
これと同様に、巧みな身体操作を行えたとしても直接的にパフォーマンスを向上させることなどできないのです。
この理由は、既存のトレーニングも巧みな身体操作法も身体調整の方法の一つでしかないからです。
身体調整の大きな意義は、身体をニュートラル(中立)にして身体の動きを円滑に行えるようにすることです。
例えるなら、マシーンの整備に当たります。
しっかりと整備されたマシーンは高いパフォーマンスを得ることができることは想像できると思います。
もちろん、整備の行き届いたマシーンでも操縦する人の能力が低くければマシーンの性能を引き出すことはできません。
それに対して、パフォーマンスの向上とは実際の動作、車の運転で例えるならばコースどりやスピードのコントロールなどに当たります。
なので、既存のトレーニングや巧みな身体操作法などでパフォーマンスを向上させようと試みはマシンの整備を行いながらコースどりやスピードのコントロールを考えながら運転するようなものです。
そのようなこと、行えるはずがありません。
それと同じで、身体調整(トレーニングや身体操作)とパフォーマンス向上は分けて考え、身体調整のためのトレーニングと実践練習は分けて行う方が効果的です。
ただ、身体調整の成果を実践に反映させることが難しく感じている方もいるかも知れません。
その原因となっているのが、先述した「過緊張」状態です。
過緊張状態を改善し、身体調整の成果を実践に反映させるハードルを低するための試みが、空間意識®︎を用いた脱力トレーニングなのです。
筋トレ(コアトレ)との違い
脱力トレーニングというと筋肉を使わないトレーニングのように思うかもしれません。
それは誤解です。
むしろ、筋肉の力を有効に利用するためのトレーニングです。
なので、筋トレでもあり、ストレッチでもあります。
ただ、既存にある筋トレやコアトレ、ストレッチなどとは考え方が違います。
筋トレやコアトレ、あとストレッチなどは、鍛える筋肉、伸ばす筋肉に意識を向けます。
それに対して、脱力トレーニングは骨の動きを意識するトレーニングです。
このことにより、筋肉の連動が図られ、身体動作の質を高めることができます。
メンタル(イメージ)トレーニングとの違い
脱力は精神的な面でも大切です。
例えば「緊張を強いる場面」など。
緊張すると、ここぞという時に失敗してしまうことを我々は経験的に知っています。
なので、そのような場面で緊張しないようと思ってしまいます。
このような理由で、イメージトレーニングやメンタルトレーニングを取り入れている方もいるかもしれません。
これらのトレーニングでは、横になったり座ったりしてリラックスした状態でイメージを膨らませるように行います。
このような手法は催眠技法を使っており、変性意識という脳のバグ(誤作動)を起こす恐れがあります。
それに対して、脱力トレーニングは基本的に立った状態で体の動きをイメージしながら行います。
このことで、脳の機能が正常に働くようになり、自律神経のバランスが整い、精神的に安定することで過緊張状態に陥りにくくなります。
【関連記事】脱力トレーニングとメンタルトレーニングとの違い
ヨガなどのボディワークとの違い
ヨガには、さまざまな種類があり、それぞれに目的が異なると聞きますが、共通した特徴としては、左右均等に体をダイナミックに動かす動作があるということです。
左右均等に行うことで、体の歪みを少なくするメリットがあると思います。
脱力トレーニングでも、左右均等に行うことを前提としています。
脱力トレーニングとヨガとの大きな違いは、体の使い方です。
ヨガでは、体を大きく動かしていきます。
このことで、表層筋(アウターマッスル)の柔軟性と強靭性が養われます。
ただ、アウターマッスルのレベルが高くなければ実践することは困難でしょう。
それに対して、脱力トレーニングは体を小さく動かします。
このことで、深層筋(インナーマッスル)の張りのバランスが整います。
小さい動きで行えるので、体の不調のある方や体が硬い人でも気軽に取り入れていただけるのが大きな特徴です。
【関連記事】脱力トレーニング「ボディワークへの活用法」
武術などの身体操作法との違い
脱力というと武術をイメージされる方もいるかもしれません。
武術においても脱力することが重要視されており、脱力を前提とした技が数多く用いられています。
これらは、内部感覚を用いた体の使い方を工夫する身体操作法です。
それに対して脱力トレーニングは、身体調整の施術の経験をもとに構築したトレーニングであり、身体操作法とは異なります。
脱力トレーニングでは、
と
を分けて行います。
これらを分けてトレーニングすることで、体の内部感覚と現実とのバランスが取れ、効果的な脱力動作が可能になります。
【参考記事】脱力トレーニング「道具を使う動作への活用法」
脱力トレーニングの原理
脱力トレーニングは、既存にあるトレーニングとは異なります。
筋トレやストレッチのように筋肉は大切です。
そして、メンタルトレーニングのようにイメージも大切です。
しかし、根本的な原理が違います。
脱力トレーニングの原理とは、
ことにあります。
人が行う動作は、
はもちろんのこと
など、動作はすべて骨を軸に行われます。
脱力トレーニングとは
を意識(顕在意識)化するためのトレーニングでもあるのです。
【関連記事】脱力トレーニングの原理
脱力トレーニングの意義
我々は、何気なく
しています。
しかし、これらの動作は日常的に行われているため意識(顕在意識)することはなく、無意識(潜在意識)で行われています。
なので、いざ意図的に動作を行おうとすると、どうしても筋肉を意識してしまい、必要以上の力を入れてしまいます。
なぜかと言いますと、筋肉は使われる感覚を得られやすいからです。
しかし、この感覚は主動作筋と拮抗筋が同時に働いている時に感じる感覚、俗に言う「力み」と呼ばれている過緊張の状態で感じる感覚です。
皮肉なもので、人は過緊張状態に陥って、はじめて自身の動作に意識を向けるものです。
骨で体を支え、骨を中心に体を動かす時、筋肉は使われていても「力み」を感じません。
これが、脱力動作の感覚です。
脱力トレーニングの意義は、骨に意識を向けて身体を動かすことで筋肉の過緊張を解き、
身体の持っているスペック
を蘇らせることにあります。
空間意識®を用いた脱力トレーニング
しかし、骨を中心に体を動かそうとするあまり、筋肉を脱力させる意識が強くなってしまいます。
このことで、身体の内部感覚に意識が濃くなってしまい、体の外にある物事(目標)に対する意識が薄くなってしまい、外と内の意識のバランスが崩れてしまいます。
そうなると、総体的なパフォーマンスが落ちる。
これが、脱力動作の罠です。
そこで大田式調整動作®︎では、内部感覚だけに執着しないための方法を模索しました。
その結果、たどり着いたのが
でした。
「空間意識®」とは、人が無意識(潜在意識)で行っている空間認識を意識(顕在意識)化することで、大田卓による造語です。
空間意識®を用いた脱力トレーニングを行うことで、「骨を中心身体を動かす感覚意識」と「空間意識®」のバランスが良くなります。
それによって、
ことができ、総体的にパフォーマンスを高めることが可能になります。
【関連記事】空間意識®︎
脱力トレーニングの効果
脱力トレーニングを行うことで、
3つの効果が得られます。
【関連記事】脱力トレーニングの効果
脱力トレーニングを成功させるために必要なこと
脱力トレーニングを成功させるために必要なことが、3つあります。
あと、
です。
脱力トレーニングと身体調整は切っても切れない関係にあるのです。
ですが、これは一般的な認識ではありません。
その証拠に「どうやったら力が抜けるのか?」という方法論しか述べられていません。
それは、過緊張の原因が明確にされていないためです。
「力み」という過緊張状態は、体の歪みによって生じているのです。
本来、人の体は骨で体を支えられるように設計させております。
しかし、体の歪みによって骨格の位置が悪くなると、傾いた骨を支えるために筋肉に必要以上の力を入れなければなりません。
これが「過緊張状態」の大きな理由です。
なので、体の歪みを改善することで過緊張状態から脱却できます。
体の歪みの原因「筋肉の張りのバランス」
ただ、ここで厄介なことがあります。
「体の歪みは骨格で矯正することができる」という一般的な認識がありますが、そうではありません。
身体の歪みは筋肉の張りのアンバランスによって生じているのです。
なので、整体などの施術では歪みを改善することはできません。
【関連記事】体が歪む本当の理由
「では、筋トレやストレッチを行うことで体の歪みが改善できるのでは?」と思ってしまいますが、多くの人にとっては不可能です。
筋トレは筋肉の収縮力を高めるための、ストレッチは関節の可動域を高めるための、いずれも表層筋(アウターマッスル)の機能を高めるためトレーニングです。
しかし、体の歪みを作っている筋肉の張りのアンバランスは、深層筋(インナーマッスル)のアンバランスです。
そのため、筋トレやストレッチの方法では歪みを改善することはできません。
なので、インナーマッスルの張りのバランスを整えるための新たな方法が必要だと考えました。
心と体のアンチエイジング「大田式調整動作」
脱力するためには、体のバランスが整えることが必須です。
ですが、マッサージや整体などの施術でも、筋トレやストレッチを行なっても、体のバランスを整えることはできません。
なぜならば、体のアンバランスを作っているのが日常生活を記憶する脳のプログラムだからです。
プログラムされた動作を即座に行えるように筋肉に待機信号を送り続けています。
それが、体の歪みの正体だったのです。
なので、一時的にマッサージで筋肉を緩めても、整体で骨格を矯正しても元の歪みに戻ってしまいます。
そこで、体のバランスを整える動作を行えば「体のバランスが整った」状態を脳に記憶できるでは!と考えました。
ただ、そこに大きな問題がありました。
それは、筋肉の
という性質です。
この性質によって、筋肉を緩めようとストレッチをしてしまうと、逆に緊張が強くなり、体の歪みが強くなってしまいます。
これは、身体調整に深く関係しているインナーマッスルも例外ではありません。
幾多の試行錯誤の末、筋肉の性質を利用したセルフ調整法を確立することに成功しました。
これが、「大田式調整動作」です。
大田式調整動作とは、インナーマッスルの筋肉の張りのバランスを整えるです。
このことで、骨で身体を支え、骨を中心に身体を動かす脱力体を作ることができます。
大田式調整動作には、
5つの手法があります。
これら5つの調整を行うことで、容易に認識することのできない3つの丹田と身体軸(正中線)を認識しやすくなります。
このことによって、身体能力を高めたり、精神力を高めることができるようになります。
疲労の蓄積を防ぎ、体の劣化を抑え、身体能力を引き出す
「大田式調整動作」を継続して行うことで、肩こりや腰痛知らずの体質へと改善できたり、反り腰や猫背の改善されます。
ただそれだけでは「パフォーマンス(身体能力)を高める」ためには不十分であることは確かです。
専門分野のパフォーマンスを高めたいのであれば、専門のトレーニングが必要なことは必要ですし、筋力が必要であれば筋トレ、柔軟性が必要であればストレッチを否定するわけではありません。
私自身も、筋肉に負荷をかける動作や柔軟性を高める運動を行っております。
セルフ調整よりも、それらのことにかける時間の方が多いぐらいです。
これは、身体調整に多くの時間をかけるべきではないという考えからです。
この考えから、「大田式調整動作」は一回につき約10分、ないしスキマ時間で行えるように構築しています。
身体調整を体調管理に及ばず、お仕事や趣味、トレーニングなどに活かしていただきたいと考えているためです。
例えば、仕事の前や趣味や既存のトレーニングの前に行うことで、動作をより円滑に行えるようになります。
これは、身体調整によって関節の位置(アライメント)が整い、関節の動きが良くなるためです。
そして、仕事を終えて後や趣味や既存のトレーニングの後に行うことで、身体のリカバリー(回復)効果が得られ、翌日に疲れを残しません。
これは、専門的な動作によって生じた体の歪みをリセット(改善)することで、過緊張が解かれ血行が促進されるためです。
生活にセルフ調整を取り入れることで、動きが整い、疲労が蓄積しない身体を手にすることができれば、身体の劣化が防がれ、身体機能が活性化されていきます。
その上で、実際の動作に「骨を中心に体を動かす」脱力トレーニングのノウハウを活用すればパフォーマンスUPに貢献できると考えております。
人には本来、高い身体能力が備わっています。
しかし、「力み」という過緊張によって身体能力を奪ってしまいます。
脱力トレーニングの目的は、過緊張状態から脱却することにあります。
このことで、人に備わっている身体能力を引き出すことができるようになります。
既存にある筋トレやストレッチ、コアトレ、ボイトレなどで効果が得られない方に活用していただきたいと思っております。
脱力トレーニングによる副効果
空間把握能力
人に入力される情報の約8割が視覚によるものだと言われ、そのため、脳には過剰の負担がかかり、過緊張状態の原因となります。
心と体のアンチエイジングによって、脳の負担が軽減され、過緊張状態から解放されます。
このことで、脳の情報処理能力が高まり、結果として空間把握能力が高まります。
ヒーリング力
気(生命エネルギー)の滞りの原因は、身体の問題だけではなく、身体の外の環境(対人関係・土地の場・気象、天文)によっても生じます。
このような、気の滞りによっても不調や負傷をきたすこともあります。
心と体のアンチエイジングによって、ヒーリング力が高まり、不調や負傷の予防が可能になります。
力の透し
脱力体を強化することによって体幹(コア)の動きと手、足、顎の動きとを連動させることができます。
ですが、それだけで不十分で、骨の垂直抗力を対象物へ伝える必要があります。
心と体のアンチエイジングによって、体幹から生じる骨の垂直抗力を手、足、顎を介して対象とする物へと力の透しを行えるようになります。
※新潟県・東京都・神奈川県・埼玉県・茨城県・大阪府・福岡県など鹿児島県内外の方にも受講していただいております。
なお、オンラインレッスンを行っており、日本国内外、アメリカ、ベルギーの方に受講していただいております。