☑️ 肩こりや腰痛に悩まされている
☑️ 精神的なストレスに悩まされている
☑️ 筋トレやコアトレをしても成果が出ない
☑️ ボイストレーニングでうまく歌えない
☑️ 加齢によるパフォーマンスの低下
もしかしたら「過緊張」が原因かも。
人は、無意識のうちに体を緊張させてしまいます。
このことで脳、神経、内臓の働きが弱くなってしまい、身体の機能が正常に作動しなくなります。
脱力トレーニングの意義は、人の可能性を奪う過緊張体質を改善することです。
このことで、人の持つ可能性を引き出すことができると考えております。
脱力トレーニングとは
脱力トレーニングとは、過緊張状態から脱却してイメージ通りに動かすことのできる身体を作るトレーニングです。
今までどのようなエクササイズやメソッドを行ってきましたか?
そして、実感できる効果を得ることができましたか?
もし、効果が得られなかったとしたらその理由とは?
実践していたエクササイズやメソッドに
もしくは、
としているからです。
ただ、身体調整を行ったからと言って直接的にパフォーマンスが向上するわけではありません。
これと同様に、巧みな身体操作を行えたとしても直接的にパフォーマンスを向上させることなどできないのです。
この理由は、既存のトレーニングも巧みな身体操作法も身体調整の方法の一つでしかないからです。
身体調整の大きな意義は、身体をニュートラル(中立)にして身体の動きを円滑に行えるようにすることです。
例えるなら、マシーンの整備に当たります。
しっかりと整備されたマシーンは高いパフォーマンスを得ることができることは想像できると思います。
もちろん、整備の行き届いたマシーンでも操縦する人の能力が低くければマシーンの性能を引き出すことはできません。
それに対して、パフォーマンスの向上とは実際の動作、車の運転で例えるならばコースどりやスピードのコントロールなどに当たります。
なので、既存のトレーニングや巧みな身体操作法などでパフォーマンスを向上させようと試みはマシンの整備を行いながらコースどりやスピードのコントロールを考えながら運転するようなものです。
そのようなこと、行えるはずがありません。
それと同じで、身体調整(トレーニングや身体操作)とパフォーマンス向上は分けて考え、身体調整のためのトレーニングと実践練習は分けて行う方が効果的です。
ただ、身体調整の成果を実践に反映させることが難しく感じている方もいるかも知れません。
その原因となっているのが、先述した「過緊張」状態です。
過緊張状態を改善し、身体調整の成果を実践に反映させるハードルを低するための試みが、空間意識®︎を用いた脱力トレーニングです。
なぜ、人は緊張するのか?
人は強く緊張すると、思うように体を動かすことができなくなります。
これは、強いストレスがかかると体全体に力が入り、使わなくてもいい筋肉まで使おうとするからです。
過度のストレスによって脳・神経系の働きが過剰になると内臓の働きが悪くなります。
そうなると、本能(大脳辺縁系)が、ストレスから逃れようとする行動に移そうとします。
この時に感じる感情が、不安や恐怖、怒りなどの負の感情です。
そうなると、理性(大脳新皮質)でコントロールしようとしても本能には逆らえません。
これらが同時に働くと脳がパニックを起こし、混乱したまま筋肉へ出力情報を伝えてしまうことが、筋肉の過緊張の原因だと考えられます。
強いストレスがかかっても脳がパニックをおこさないように、意図的に「無駄な力を抜く」訓練を行うことで心身の過緊張を解くことを目的として行うのが、「脱力トレーニング」です。
脱力トレーニングの原理
脱力トレーニングは、既存にあるトレーニングとは異なります。
筋トレやストレッチのように筋肉は大切です。
そして、メンタルトレーニングのようにイメージも大切です。
しかし、根本的な原理が違います。
人は誰しも、重力に押し潰されて生活しています。
想像以上に、重力の影響を強く受けているのです。
なので、
ことが脱力トレーニングにとって重要になります。
このまま、
脱力トレーニングによって
によって人生が大きく変わります。
そのための基本原則が、
ことです。
人が行う動作は、
はもちろんのこと
など、動作はすべて骨を軸に行われます。
脱力トレーニングとは
を意識(顕在意識)化するためのトレーニングでもあるのです。
【関連記事】脱力トレーニングの原理
筋トレ(コアトレ)との違い
脱力トレーニングというと筋肉を使わないトレーニングのように思うかもしれません。
それは誤解です。
むしろ、筋肉の力を有効に利用するためのトレーニングです。
なので、筋トレでもあり、ストレッチでもあります。
ただ、既存にある筋トレやコアトレ、ストレッチなどとは考え方が違います。
筋トレやコアトレ、あとストレッチなどは、鍛える筋肉、伸ばす筋肉に意識を向けます。
それに対して、脱力トレーニングは骨の動きを意識するトレーニングです。
このことにより、筋肉の連動が図られ、身体動作の質を高めることができます。
メンタル(イメージ)トレーニングとの違い
脱力は精神的な面でも大切です。
例えば「緊張を強いる場面」など。
緊張すると、ここぞという時に失敗してしまうことを我々は経験的に知っています。
なので、そのような場面で緊張しないようと思ってしまいます。
このような理由で、イメージトレーニングやメンタルトレーニングを取り入れている方もいるかもしれません。
これらのトレーニングでは、横になったり座ったりしてリラックスした状態でイメージを膨らませるように行います。
このような手法は催眠技法を使っており、変性意識という脳のバグ(誤作動)を起こす恐れがあります。
それに対して、脱力トレーニングは基本的に立った状態で体の動きをイメージしながら行います。
このことで、脳の機能が正常に働くようになり、自律神経のバランスが整い、精神的に安定することで過緊張状態に陥りにくくなります。
【関連記事】脱力トレーニングとメンタルトレーニングとの違い
ヨガなどのボディワークとの違い
ヨガには、さまざまな種類があり、それぞれに目的が異なると聞きますが、共通した特徴としては、左右均等に体をダイナミックに動かす動作があるということです。
左右均等に行うことで、体の歪みを少なくするメリットがあると思います。
脱力トレーニングでも、左右均等に行うことを前提としています。
脱力トレーニングとヨガとの大きな違いは、体の使い方です。
ヨガでは、体を大きく動かしていきます。
このことで、表層筋(アウターマッスル)の柔軟性と強靭性が養われます。
ただ、アウターマッスルのレベルが高くなければ実践することは困難でしょう。
それに対して、脱力トレーニングは体を小さく動かします。
このことで、深層筋(インナーマッスル)の張りのバランスが整います。
小さい動きで行えるので、体の不調のある方や体が硬い人でも気軽に取り入れていただけるのが大きな特徴です。
【関連記事】脱力トレーニング「ボディワークへの活用法」
武術などの身体操作法との違い
脱力というと武術をイメージされる方もいるかもしれません。
武術においても脱力することが重要視されており、脱力を前提とした技が数多く用いられています。
これらは、内部感覚を用いた体の使い方を工夫する身体操作法です。
それに対して脱力トレーニングは、身体調整の施術の経験をもとに構築したトレーニングであり、身体操作法とは異なります。
脱力トレーニングでは、
と
を分けて行います。
これらを分けてトレーニングすることで、体の内部感覚と現実とのバランスが取れ、効果的な脱力動作が可能になります。
【参考記事】脱力トレーニング「道具を使う動作への活用法」
空間意識®とは
「空間意識®」とは、人が無意識(潜在意識)で行っている空間認識を意識(顕在意識)化することで、大田式調整動作による造語です。
脱力動作を行う際、骨を中心に体を動かそうとするあまり、筋肉を脱力させる意識が強くなってしまいます。
このことで、身体の内部感覚に意識が濃くなってしまい、体の外にある物事(目標)に対する意識が薄くなってしまい、外と内の意識のバランスが崩れてしまいます。
そうなると、総体的なパフォーマンスが落ちる。
これが、脱力動作の罠です。
そこで、内部感覚だけに執着しないための方法を模索しました。
その結果、たどり着いたのが
でした。
空間意識®を用いることで、「骨を中心身体を動かす感覚意識」と「空間意識®」のバランスが良くなります。
それによって、
ことができ、総体的にパフォーマンスを高めることが可能になります。
脱力トレーニングの効果
このことで、
などの効果が期待できます。
【関連記事】脱力トレーニングの効果
脱力トレーニングの副効果
脱力トレーニングを成功させるために必要なこと
脱力トレーニングを成功させるために必要なことが、3つあります。
です。
これらを満たすために必要なのが、
です。
脱力トレーニングと身体調整は切っても切れない関係にあるのです。
ですが、これは一般的な認識ではありません。
その証拠に「どうやったら力が抜けるのか?」という方法論しか述べられていません。
それは、過緊張の原因が明確にされていないためです。
「力み」という過緊張状態は、体の歪みによって生じているのです。
本来、人の体は骨で体を支えられるように設計させております。
しかし、体の歪みによって骨格の位置が悪くなると、傾いた骨を支えるために筋肉に必要以上の力を入れなければなりません。
これが「過緊張状態」の大きな理由です。
なので、体の歪みを改善することで過緊張状態から脱却できます。
その理由は、身体調整の主軸となるのが体幹部の動きが良くなるためです。
なぜ、このような効果が期待できるのか?
人は、他の動物に比べ複雑な動作を行うことが可能であり、手足を使い多種多様の動作を行うことが可能です。
さらに、人の発する言語も多種多様で他の動物とは比べることができません。
ですが、体幹(胴体)部分の動きは、他の動物と同様な動作で行われます。
言い換えれば、根本的な動作は全て共通しているということです。
根本的な動きを積極的にアプローチできるのが身体調整なのです。
身体調整を突き詰めていくと体幹部の動きへと向かいます。
体幹部の動きを認識してコントロールすることこそが脱力に必要なことの一つなのです。
既存にある筋トレやストレッチ、コアトレ、ボイトレなどで効果が得られない方におすすめです。