· 

丹田を知った時の話

新年、あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

 

今年最初の記事になります。

 

丹田という言葉を知ったのも前回の記事

でも紹介した藤平光一氏の著「氣の威力」を読んでからでした。


今でこそ、世間で耳にする機会が増えた「丹田」だが、この著を読んだ1993年時分では世間では知られていなかった。

 

ただ、座禅や気功などを行っている人には知られていたようで「臍下丹田に力を込める」というような方法が取られていたようだ。

 

それに対して、著「氣の威力」では

「臍下丹田は力を込めるものではない」

「心を静めるところだ」

と述べられてた。

 

その当時は「反証する」という頭がなかったため、書かれた通りに実践してするばかりだった。

 

確かに、臍(へそ)下三寸のところを意識すると精神が安定するようだった。

 

その当時は、少し感情の起伏が激しいところがあり、情動を上手くコントロールできない時もあったりした。

 

頭に来ることがあると、すぐに感情的になり涙がよく出ていた。

 

だが、「臍下の一点に心を静める」ということを覚えてからは、感情をコントロールすることができるようになり怒りで泣くようなことはなくなった。

 

そうするうちに、感情の起伏も少なくなり、精神も安定するようになり、何より気持ちが前向きになった。

 

病弱な幼少期を過ごしたこともあり、ネガティブ思考気味だったのがポジティブ思考になったのだ。

 

さらに、この著にはプラス思考の大切さも書かれており、マイナスのことがあってもプラスに考えるように心がけるようになった。

 

それ以降、この著に書かれたことを実践していくこととなり、毎日の日課として呼吸法、日常生活では「体の力を抜く」、精神面では「臍下の一点」、心理面では「プラス思考」を実践していくうちに潜在能力が開発されているのを実感できるようになったのだった。


それ以降、呼吸法を実践し続け、今に至ります。

 

最初のうちは「氣の威力」に書かれていたことを間に受けていました。

 

ですが、今では「氣の威力」に書かれていることは実践しておりません。

 

元々理科系ということもあり、これらの原理を知りたいという探究心が芽生えました。

 

そうして、さまざまな呼吸法や丹田法、プラス思考について調べて実践し、あと反証して洗い出しを行なった結果、いくつかの問題点があることに気がついたのでした。

 

それらの問題点を踏まえ、構築したのが大田式調整動作®︎です。