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行動力を身に着けるために必要なこと

よく、「行動力」というキーワードを目にします。

 

確かに、行動しなければ何も始まらないのは事実で、思案してばかりでは成果が上がらないのも事実だと思います。

 

しかし、「動かなければ!」と思っていても実際に行動に移そうとするとブレーキがかかるものです。

 

そのような心理的なブロックを解除する怪しいそうなワークもあるみたいです。

 

心理的なブロックが行動を邪魔しているから、「ブロックを解除しましょう」というのが売りなのでしょう。

 

それらのワーク?自己啓発?が、どのようなものなのか?分かりません。

 

ですが、心理的なブロックがかかること自体には問題ないのでは?と思います。

 

そもそも、なぜ、ブロックが働くのか?

 

これは、危険を回避しようとするための本能だと考えられます。


なので、本能的に感じているブロックだけを安易に解除してしまうと危険なように感じます。


これは、怪我をしているのに痛みを止めて痛みを感じないようにするのと同じ物なのではないでしょうか。

 

ブロックを解除するのではなく、「なぜ、ブロックがかかるのか?」ということに目を向け、その感情に向き合い、なぜなのか?ということを掘り下げることの方が大切だと思うのです。

 

危険を感じる時に、怖いという感情が生じます。

 

なので、「怖いという感情を持ちながら、それを回避するために思案してから行動に移す」
という流れで行動したほうがスマートです。

  • リスクを軽減して行動に移す
  • リスクを回避する

その選択のために思案することが大切です。

 

もし、怖いとからではなく「なんとなく腰が重くて行動に移せない」としたら、心がけの問題ではなく身体面の問題かもしれません。

 

なぜかと言いますと、体のバランスが崩れると体の動きが悪くなり動作を行うことが億劫になるからです。


体を動かすことを億劫に感じる時、心も億劫になります。

 

心と体は一つながりなので、心が動かないと体が反応しないのと同じで、体が動かないと心が反応しません。


人が行動するためには、必ず体のどこかを動かさなければいけません。

 

なので、体の動きが悪くなれば、すぐに行動に移せなくなるのです。

 

「良い言葉」を聞いたり、「ありがたい言葉」を聞いても、いざ実行しようと思っても行動に移せない。

 

頻繁にセミナーなどを受けても身にならない。

 

ノウハウは数多く知っていても実行できないのは、心理ブロックが働いているからでもなく、意識が低いからでもありません。

 

身体のバランスが崩れているからです。

 

いくら知識が増えても、ノウハウを知っていても、実行しなければ身にならないのは当たり前です。

 

実行に移すための行動力を身に付けたいのであれば、すぐに行動に移せる身体を作ることです。


そのためには、「身体のバランスを整えること」です。


体のバランスを整えることで、体の動きが軽くなり、フットワークが軽くなり、行動に移しやすくなります。


行動を身に着けたいと思うのであれば、まず、身体からアプローチを試してみてはいかがでしょうか?