脱力体を活用する空間意識®︎トレーニング(3段階)

脱力トレーニングはもちろん、筋トレ、コア(体幹)トレ、ストレッチなど、これらのトレーニングの目的は、身体を調整することにあります。

 

身体が整うことで、身体の可動性が高まり、実際の動作に良い効果を与えます。

 

ですが、トレーニングの方法を誤ると努力とは裏腹に動きなスムーズさが失われてしまいます。

 

なぜなのでしょう?

 

それは、実際の動作を行うときに身体に意識が向いてしまうからです。

 

例えば、筋トレを行ってパフォーマンスを落とす人などは、鍛えた筋肉に意識が向かってしまいます。

 

また、脱力を重要視した身体操作法を行う人も同じ様になってしまいます。

 

脱力系身体操作を行う目的は身体をスムーズに動かすためなのですが、それとは裏腹に逆効果になってしまう。

 

なぜなのでしょう?

 

その理由は「筋肉の力を抜こう」と脱力することに意識を向けてしまうことで、身体に意識が向いてしまうからです。

 

これが、脱力系身体操作法脱の罠です。

 

そこで大田式調整動作®︎では、身体感覚に執着しないための方法を模索しました。

  

この結果、たどり着いたのが、身体や環境などのバランスを取りながら「脱力できる身体を作る」という考えです。

 

これは、ある経験から

  • 空間意識®

の発見がもとになりました。

 

【参考記事】空間と意識

 

空間意識®とは、人が無意識(潜在意識)で行っている空間認識を意識(顕在意識)することで、大田卓による造語です。

 

【参考記事】空間意識®とは

 

空間意識®を用いることで脱力を意識せずに脱力動作を行うことが可能になります。

 

もちろん、空間意識®だけでは脱力動作を行うことができません。

 

身体の感覚意識がなくてはいけません。

 

しかし、身体感覚を実際の動作に結び付けてはいけません。

 

身体の感覚意識を鍛える意義は、身体をスムーズに動かすための身体調整にあります。

 

そして、しっかりと調整された身体をコントロールして実際の動作に反映させるために行うのが空間意識®です。

 

空間意識®は、身体を動かすための地図であり、定規であり、羅針盤です。

 

空間意識®を用いることで、

  • 身体と重力と環境(空間)との関係性を築きあげる

ことができます。

 

これが、空間意識®トレーニングです。

 

空間意識®のバランスを整えることで脳の情報処理能力が高まり、

  • 空間認識力が高まる
  • 状況判断力が高まる
  • 感覚意識が高まる

などの効果が期待できます。

 

このことで、物事を円滑に行えるようになり、パフォーマンスの向上が図れるようになります。

骨格模型を用いたマンツーマンレッスン

身体調整(指圧)と身体動作(機能訓練)の指導を長年行ってきた、脱力トレーナーによる、動く骨格模型Ninja Anatomy 製」を用いた説明が行わえるところです。

 

身体は人それぞれ違いますが、骨格の構造に大きな差はありません。

 

プライベート方式で行うため、個々の骨格の歪みに応じて的確なアドバイスを行うことができます。

 

また、自身の骨格を認識することで身体機能(パフォーマンス)の向上が図れます。


レッスン内容

1コマ 空間意識®︎を用いた脱力トレーニング

2コマ 空間意識®︎を用いたセルフヒーリング

3コマ 空間意識®︎を高める脱力トレーニング

上記の全3回のサイクルで行います。

なお、このサイクルを繰り返して受けていただくことも可能です。

 

※1段階「脱力調整レッスン」、2段階「呼吸トレーニング」を終了していることが受講の条件です。

レッスンは、Skypeを用いたビデオチャットによるオンラインで行います。

 【レッスン料】1コマ(60分) 5,500円(税込)


空間意識®︎トレーニングの副効果

 空間把握能力

人に入力される情報の約8割が視覚によるものだと言われ、そのため、脳には過剰の負担がかかり、過緊張状態の原因となります。

 

空間意識®︎トレーニングを行うことで、脳の負担が軽減され、過緊張状態から解放されます。

 

このことで、脳の情報処理能力が高まり、結果として空間把握能力が高まります。

 ヒーリング力

気(生命エネルギー)の滞りの原因は、身体の問題だけではなく、身体の外の環境(対人関係・土地の場・気象、天文)によっても生じます。

 

このような、気の滞りによっても不調や負傷をきたすこともあります。

 

空間意識®︎トレーニングを行うことで、ヒーリング力が高まり、不調や負傷の予防が可能になります 

 力の透し

脱力体を強化することによって体幹(コア)の動きと手、足、顎の動きとを連動させることができます。

 

ですが、それだけで不十分で、骨の垂直抗力を対象物へ伝える必要があります。

 

 空間意識®︎トレーニングを行うことで、体幹から生じる骨の垂直抗力を手、足、顎へと伝え、対象とするものに力を透すことができるようになります。


ご不明ななどございましたら、お気軽にお問い合わせください。