脱力体を強化する呼吸トレーニング(2段階)
身体能力の向上というと、単純に筋力UPを連想される人も多いかと思います。
そして、呼吸というと心身のリラックス効果であったり、自律神経を整えたり、内臓の働きを良くしたりという効果が一般的です。
ですが、呼吸には
などの効果もあります。
「呼吸調整動作」は、身体の深部のバランスを整え、身体能力を高める特殊な呼吸法です。
呼吸法の弊害
ただ、呼吸法には大きな弊害があり、安易に行うと心身の健康を害する恐れもあります。
呼吸法を行うと、横隔膜が普段よりも大きく動きます。
このことで、内臓に適度な刺激が与えられ、内臓の働きが高まります。
ですが、体の歪みが強くおなかの中にある内臓が圧迫されている状態で、横隔膜が大きく動いてしまうと内臓がさらに圧迫されて危険です。
もし、体の歪みが強いまま熱心に呼吸法を行おうとすると、内臓に大きな負担がかかり、自律神経のバランスが乱れたり、内臓自体にダメージが加わってしまいます。
そのため大田式調整動作®︎では、身体の調整(初級)、重力と垂直抗力を使用した身体動作(中級)をしっかりと行っております。
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呼吸法を行うことで得られる効果
呼吸法を行なうことで
など、うれしい効果があります。
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これは、横隔膜が大きく動くことによって、おなかの中に入っている内臓も普段よりも動かされ、内臓が刺激され、内臓の働きが活性化されるからです。
また、呼吸法には、身体動作の質を高める効果があります。
呼吸とは、体幹部(肋骨、骨盤、背骨)の骨が連動して動くことで胸郭を広げたり縮めたりして空気の出し入れが行われる運動です。
特に深い呼吸は、体幹部の骨をフルに使った(肋骨、骨盤、背骨)の骨格運動でもあります。
このことによって、
と
が形成されます。
また、すべての身体運動は体幹部が起点となるので、体幹部の動きが良くなれば必然的に末端部(手足)の動きも向上することになります。
呼吸調整動作を行うことで身体動作が質が高まるのは、そのためです。
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骨格模型を用いたマンツーマンレッスン
身体調整(指圧)と身体動作(機能訓練)の指導を長年行ってきた、脱力トレーナーによる、動く骨格模型「Ninja Anatomy 製」を用いた説明が行わえるところです。
身体は人それぞれ違いますが、骨格の構造に大きな差はありません。
プライベート方式で行うため、個々の骨格の歪みに応じて的確なアドバイスを行うことができます。
また、自身の骨格を認識することで身体機能(パフォーマンス)の向上が図れます。
レッスン内容
1回目 鼻腔呼吸・肋椎呼吸
2回目 仙腸呼吸・体幹呼吸
3回目 空識呼吸
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