大田式調整動作®︎のエクササイズを行うことで、骨の垂直抗力のラインが背骨のまわりを通るようになり、身体軸が作られます。
このことで、背骨に並行して着いている脊髄が圧迫されなくなり、脳神経系のネットワークが良くなり、心身にとって望ましい効果が期待できます。
骨の垂直抗力のラインが背骨のまわりを通るようになれば、
全身にある骨の位置が整い、
全関節の動きが滑らかになり、
身体の動作の質が高めることができるようになります。
このことにより、
- 身体感覚や空間認識力が高まる
- 神経のネットワークが円滑になる
- バランス感覚が良くなる
3つ効果がもたらされます。
身体感覚や空間認識力が高まる
骨で体を支えることができるようになることで、筋肉に余計な力を出すようにする必要がなくなります。
筋肉を制御している脳にかかる負担が軽減し、脳は筋出力の信号を発する代わりに、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・体性感覚(皮膚感覚、重力感覚)などの感覚信号を受信することに力を注ぐことができるようになります。
このことによって、身体感覚や空間認識力が高まります。
神経のネットワークが円滑になる
背骨には脳と筋肉、脳と内臓といった神経のネットワークを司る脊髄が通っています。
近年、脳の活性化には内臓の働きが欠かせないとも言われており、内臓の働きが良くなることで内臓と脳との神経伝達が活発になります。
背骨の位置が整うことで、これらのネットワークが円滑になり、結果として身体機能が全体的に高まります。
バランス感覚が良くなる
- 身体感覚や空間認識力が高まる
- 脊髄を通る神経のネットワークが円滑になる
ことで背骨を軸とした姿勢制御機能が高まります。
このことが、心理面に反映され、バランス感覚が優れてきます。
「身体軸」が作られることで、
- 身体を支える背骨の姿勢制御機能を高める
- 天(宇宙)と地(地球)、そして身の回りの人や環境との関係性を築きあげる
- バランス感覚に優れた心と体を手に入れる
ことが出来るようになります。