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侵害刺激反射による緊張を解く

マッサージや整体などの施術によって侵害刺激反射が起きてしまい、このことが回復を遅らせることにつながります。

 

ですが、侵害刺激反射自体は、生命を維持するためには必要なもので、侵害刺激反射が起こるのは、身体を守る上でとても大切なことです。

 

ですが、強い衝撃などが加わり侵害刺激反射が起こり、衝撃がおさまったにも関わらず筋肉の緊張が解けないケースがあり、このことで痛みや不調を起こすことがあります。

 

例えば、

  • 強もみや瞬間的な矯正、強いストレッチなどを受け続けていても改善されない

そして意外に多いのが、

  • 転倒や事故などの後、怪我は完治しているのに痛みが取れない 

などのケースです。

 

これらのケースは、侵害刺激反射による筋肉の緊張が解けず緊張し続けて血行が悪くなることで起こります。

 

このような場合、原因となっている筋肉の緊張を解除しない限り、改善させることはありません。

 

ですが、強いマッサージやストレッチや瞬間的な矯正などでは筋肉の緊張を強めてしまい、新たな緊張を生んでしまい逆効果です。

 

なので、侵害刺激反射が起こらないように刺激量を極力少なくすることを心がけており、侵害刺激反射による筋肉のロックを解除する手技を施す必要があります。